ったです。△6二角〜△4四歩が厳しかったです」と反省していた。まずは(1)▲4四同馬が検討された。以下△4四同歩▲8三角△7一飛▲7二歩△5一飛▲7四角成△6四角▲同馬△同銀▲6二角△4五歩▲5一馬△同金▲7一飛△4一金寄▲8一飛成の進行は、自信がないながらも本譜よりもよかったと香川。次に(2)▲7三歩△同飛▲4四馬△同歩▲5三桂成△同金▲6二角が検討されたが、△6四角が好手。8六銀にヒモがついており、▲7三馬△同桂▲8二飛が
王手銀取りにならない。香川は「△6四角がいい手になってますね」と感嘆した。以降の局面は検討されなかった。
53手 4八馬(26) ( 0:23/00:54:46)*後手の攻めを食い止めたことに満足して、香川は4四角との交換を拒否した。「馬の守りは金銀3枚」と将棋の格言にあり、自陣に馬がいることで
高美濃囲いがさらに堅くなっている。
54手 6二角(44) ( 4:42/00:45:33)*冷静な角引き。次に△4四歩と突けば桂が捕まる。
55手 5五歩(56) ( 1:13/00:55:59)*ゆっくりしていると△4四歩〜△4五歩で桂を取られてしまう。そこで、桂を助けるために5筋の歩を突っかけた。△5五同歩には▲5四歩と垂らす手がある。次に▲5三歩成△同金▲同桂成△同角と進めば金桂交換の駒得だ。
56手 4四歩(43) ( 0:30/00:46:03)*塚田は当初の予定通り、桂を捕まえにいった。
57手 2六馬(48) ( 0:04/00:56:03)*再び▲2六馬と戻した。△4五歩には▲6二馬△同飛▲4四角が
王手飛車取りになる。
58手 2五歩(24) ( 2:13/00:48:16)*工夫のただ捨て。▲2五同馬と取らせることで△4五歩と安全に桂を取ることができる。
59手 1七馬(26) ( 0:03/00:56:06)*馬のラインは桂の生命線だ。端にかわして辛抱する。
60手 1五歩(14) ( 0:38/00:48:54)*塚田はどんどん攻め続ける。馬を追うべく端歩を突き捨てた。
61手 同 歩(16) ( 0:02/00:56:08)*先手がそのままにすると、△1六歩▲1八馬△1七歩成▲同馬△同香成▲同香で角香交換となってしまう。▲1五同歩は仕方のない一手だった。
62手 1六歩打 ( 0:02/00:48:56)*歩のただ捨てで畳みかける。
63手 同 馬(17) ( 0:02/00:56:10)64手 4五歩(44) ( 0:03/00:48:59)*安全に桂を取ることに成功した。また、先手の馬が狭い位置にいるため、そ