道路上将棋!
無料オンライン対戦
携帯向け
分割(10/10)

[道路上第2サーバ]

将棋新着ランキング

最初|前頁|次頁|最後
6七角成▲同金△同桂成▲8七銀の進行は「全然勝ちという感じじゃない」と述べた藤井に対し、「そうですか、角を打つんでしたね。本譜は負けなんですね」と永瀬。このあとは検討されなかった。

108手 8七銀打 ( 0:00/07:12:00)
*さらに金に絡んでいく。
*「これは決着がつきそうですね」(福崎九段)
*次に△7八銀成▲同玉に△7九角が詰めろで受けづらい。検討では8筋のどちらかの銀を金で取って▲2三歩成でどうかとされた。
*離席していた藤井が足早に戻ってきた。
*
*【両者、残り時間が1時間を切る】
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-2cd1.html
*
*※局後の感想※
*「普通にやったつもりだったんですけど、負けているんですかね。どこが悪かったのか、ずっと悪かった可能性も」(永瀬)

109手 同 金(78) ( 8:00/07:32:00)
*8七の銀のほうを取る手で応じた。この手に8分使い、藤井の残りは28分。

110手 同 桂成(75) ( 0:00/07:12:00)
*ABEMAでは△8七同桂不成と不成で取る手も示されていたが、永瀬は自然に△8七同桂成と金を取る。

111手 2三歩成(24) ( 4:00/07:36:00)
*歩を成って飛車を逮捕した。△2五角にはどう受けるか。△5八金までの詰めろだ。ほかに△8六角の王手も後手は魅力だろう。
*「ただ、△8六角▲5八玉△7七成桂は先手玉を逃がしかねないので、実戦的にはやりにくいのではないかと」(船江七段)
*時刻は18時を回った。永瀬は額に手を当てて考え込む。顔は真紅に染まっている。
*検討では△2五角には▲4八金で先手がしのいでいそうとされた。△2五角と△8六角が寄らないとなるとほかの手段がどうかだが、現状は見つかっていない。永瀬にとって苦しい考慮となっているか。
*18時24分、残り時間が24分で並んだ。藤井は前傾姿勢を続けている。さらに考え続け、残り10分となった。
*「永瀬九段に何か誤算があったのかもしれないですね。ひょっとしたらこのまま一分将棋に入るかもしれないです」(船江)
*
*【有馬を愛した偉人たち】
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-cf80.html

112手 2五角打 (40:00/07:52:00)
*40分の長考。残り8分まで考えて詰めろで角を打った。
*
*【永瀬九段は秒読みに】
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-61cf.html

113手 4八金(38) ( 1:00/07:37:00)
*藤井は1分で金を寄る。と同時に離席していた永瀬が戻ってきた。

114手 8九銀(88) ( 1:00/07:53:00)
*桂を入手。ただしこの手は詰めろになっていない。▲1二とで先手が勝勢だ。

115手 1二と(23) ( 4:00/07:41:00)
*飛車を取る。勝ちを読みきったか。△4六歩が詰めろだが、▲3一飛や▲4二歩成△同玉に▲3一銀の筋がある。

116手 6九金打 ( 3:00/07:56:00)
*残り7分から3分割いて飛車を取りにいった。
*
*【クライマックス】
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-68df.html

117手 同 飛(39) ( 0:00/07:41:00)
*△6九同角成▲同玉△7八銀成には▲5八玉で詰まない。

118手 7八銀成(89) ( 0:00/07:56:00)
*銀を成って飛車を取りにいく。

119手 5九玉(68) ( 0:00/07:41:00)
*藤井の玉も元の位置に戻ってきた。△6九成桂▲4九玉△5九成桂に▲同玉だと△6九飛までだが、▲3九玉で詰まない。
*関三段の秒読みの声が室内に響き渡る。

120手 6九成銀(78) ( 2:00/07:58:00)
*成銀で飛車を取る。

121手 4九玉(59) ( 0:00/07:41:00)
*永瀬はうつむく。そして首を傾げた。
*「これは打ち歩詰めの筋で逃れているのかもしれません」(船江七段)

122手 1六角(25) ( 1:00/07:59:00)
*端に角を捨てる。▲1六同香に△5九飛▲3八玉△2六桂から迫ろうとしている。ただしそこで▲4七玉と逃げれば△4六歩▲同玉△4五金▲4七玉の形が打ち歩詰めの形。船江七段はその局面が投了図になると予想した。

123手 同 香(19) ( 2:00/07:43:00)
*逃げても詰まなさそうだったが、取る手で応じた。きっちり読みきっている。

124手 5九飛打 ( 0:00/07:59:00)
*飛車を打ち込んだが、永瀬はもう勝負を競っている感じではない。

125手 3八玉(49) ( 0:00/07:43:00)
*△2六桂のときに▲2八玉だと△2七歩がくる。以下▲同玉△2九飛成▲2八金に△4六歩と進むと、事件では済まないかもしれない。

126手 2六桂打 ( 0:00/07:59:00)
*永瀬は王手を続ける。ただ、相手玉が打ち歩詰めであることは悟っているはずだ。

127手 4七玉(38) ( 1:00/07:44:00)
*4七に逃げるのが冷静だ。

128手 4六歩(45) ( 0:00/07:59:00)
*歩を突き出す。船江七段の予想が当たりそうだ。

129手 同 玉(47) ( 0:00/07:44:00)
*藤井の着手が早い。いつもながら魅せる終盤戦だった。

130手 4五金(34) ( 0:00/07:59:00)
*永瀬は指し続ける。打ち歩詰めの形で本局を終えることを選んだ。

131手 4七玉(46) ( 0:00/07:44:00)
*後手の持ち歩に哀愁が漂う。両者によってひとつの作品が作られた。
*この局面で永瀬の投了となった。以下△4六歩は打ち歩詰めの禁じ手で指せず、△3六金も▲同歩△同角に▲4六玉で先手玉は詰まない。一方、後手玉は▲7一飛や▲3一飛以下などの詰めろで受けなしだ。
*
*終局時刻は19時0分、消費時間は▲藤井7時間44分、△永瀬7時間59分。これでシリーズ成績は藤井の2連勝となった。第3局は7月29、30日(火、水)に北海道千歳市「ポルトムインターナショナル北海道」で指される。
*
*【藤井王位の勝利】
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-5565.html
*【終局直後インタビュー】
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-c7a5.html
*【感想戦
*https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-10da.html
*
*※局後の感想※
*感想戦は20時9分に終了した。

132手 投了 ( 0:00/07:59:00)
まで131手で先手の勝ち

最初|前頁|次頁|最後
▼只今の時刻
>7/18-2:32
道路上将棋!