りだ。
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*1日目解説:伊藤真吾六段、佐藤慎一六段
*1日目聞き手:本田小百合女流四段、竹部さゆり女流四段
*2日目解説:阿久津主税八段、阿部光瑠七段
*2日目聞き手:貞升南女流二段、武富礼衣女流二段
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*【ABEMA 伊藤園お〜いお茶杯王位戦第2局1日目】
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https://abema.tv/channels/shogi/slots/EudAzgPaq9iVT5 *【ABEMA 伊藤園お〜いお茶杯王位戦第2局2日目】
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https://abema.tv/channels/shogi/slots/CNzNMk5WzqS2mV *【1日目動画情報】
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https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-c69d.html *
7手 7七角(88) *藤井の今年度成績は8勝1敗(0.889)。
*通算成績は412勝84敗(0.831)。
*今年度の成績ランキングで現在、勝数9位タイ、勝率3位、連勝14位タイ(2回)。
*現在5連勝中。
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8手 3四歩(33) *永瀬の今年度成績は13勝7敗(0.650)。
*通算成績は542勝244敗(0.690)。
*今年度の成績ランキングで現在、対局数1位、勝数1位、
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9手 6八銀(79) *6八に銀を上がる。ここで△3三角なら▲同角成△同金の進行となりそうで、船江七段の3三金型
角換わりの予想が的中する。また、△7七角成ならノーマル
角換わりと呼ばれる形だ。
10手 7七角成(22) *永瀬は角交換を選択。戦型は第1局の
千日手局、指し直し局に続いて
角換わりとなった。
11手 同 銀(68) *藤井の本棋戦通算成績は34勝6敗(0.850)。第59期からの参加で今期が8期目。第61期に七番勝負に登場し、木村一基王位(現九段)から王位を奪取。以後、防衛を重ね、前期は渡辺明九段の挑戦を退けて5連覇を達成。棋聖に続き、自身2つ目の永世称号の資格を得た。七番勝負の成績は21勝4敗(0.840)。まだシリーズでの2敗目の経験がない。
12手 2二銀(31) ( 1:00/00:01:00)*永瀬の本棋戦通算成績は48勝19敗(0.762)。第52期からの参加で今期が15期目。七番勝負登場は今期が初。挑戦者決定リーグ入りは5回。今期は予選で野月浩貴八段、黒沢怜生六段、佐藤天彦九段、広瀬章人九段に勝って通過を果たすと、挑戦者決定リーグ白組で古賀悠聖六段、杉本和陽五段(現六段)、斎藤慎太郎八段、羽生善治九段、都成竜馬七段に勝って5連勝でリーグ優勝を決めた。さらに挑戦者決定戦では紅組優勝の佐々木勇気八段に勝ち、初めて王位戦七番勝負の舞台に立った。
13手 4八銀(39) *王位戦は新聞三社連合と日本将棋連盟が主催。新聞三社連合は、中日新聞(東京新聞)、北海道新聞、西日本新聞のブロック紙3社が連携を強化するため、1950年に設立された。後に神戸新聞と徳島新聞が加わり、現在は5社が王位戦と女流王位戦、囲碁の天元戦を主催している。番勝負の各対局ごとに、加盟社が交代で運営を担当する。
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*【新聞三社連合の概要】
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http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/sansha.html *
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14手 6二銀(71) ( 0:00/00:01:00)*対戦成績は藤井27勝、永瀬9勝(5
千日手)。本棋戦では今期の七番勝負第1局以外に第61期の挑戦者決定戦で顔を合わせており、いずれも藤井が勝っている。タイトル戦での顔合わせは6度目で、藤井とタイトル戦を戦った回数で永瀬は、これまで最も多かった渡辺明九段と並んだ。また、最初の3度は五番勝負だったが、今年に入って王将戦、名人戦、そしてこの王位戦と七番勝負が続いている。
15手 7八金(69) *第1局は
振り駒で永瀬の先手となった。この時点で第6局までの先後が確定。仮に一局のうちに
千日手指し直しに何度なっても、完全決着方式採用のため、次戦に勝敗決着局の手番が逆になって引き継がれるといったことはない。よって第1局の勝敗決着局の先手は藤井だったが、本局も藤井の先手となる。
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16手 3三銀(22) ( 0:00/00:01:00)*有馬温泉は日本三古湯(愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉)に数えられる名湯で、環境省が療養泉に指定する9つの主成分のうち、7つの成分を含む。古くは日本書記に記されており、豊臣秀吉や歴代天皇らも好んだ温泉郷である。鉄分を多く含み空気に触れると赤茶色に変わる名物的な「金泉」と炭酸泉やラジウム泉を総称とした無色透明の「銀泉」があり、現在も多くの観光客が訪れている。また、六甲山の森に囲まれており、観光客のみならず登山者にも利用が多い。
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17手 4六歩(47) *4筋を突く。藤井は
腰掛け銀模様を目指した。永瀬が先手番だった第1局では相
早繰り銀、指し直し局の藤井が先手では相
腰掛け銀が指されている違いはあるが、ここまでは
角換わりシリーズとなっている。
18手 1四歩(13) ( 1:00/00:02:00)*「中の坊瑞苑」は1868年に創業。有馬の温泉街にある有数の老舗旅館である。場所は神戸電鉄「有馬温泉」駅から徒歩5分ほどで、館内には金泉と銀泉、両方の湯を引いている。王位戦の定宿であり、七番勝負が行われるのは43期目。第58期は同年に大規模な耐震工事が行われた影響で用いられなかったが、その期を挟んで43期連続で用いられている。最初の対局は1982年の第23期七番勝負第2局、▲中原誠王位−△内藤國雄九段戦(肩書きは当時)。記録係は船江七段や関三段の師匠である井上慶太九段(当時二段)だった。
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*【中の坊瑞苑(1)】
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https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-dfb1.html *【中の坊瑞苑(2)】
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https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2025/07/post-fbc2.html 19手 1六歩(17) *すぐに端を受けておく。ここまでは12手目に18手目に永瀬が1分使った以外は時間の消費がなく、早いペースで指し進められている。
20手 7四歩(73) ( 0:00/00:02:00)*昨日は14時45分に検分が行われた。永瀬が照明が明るすぎる点を気にし、蛍光灯を消す調整があったこともあり、20分ほどを要した。また、対局開始前に永瀬には凍ったおしぼりが2本用意されることが決まった。第1局でも運ばれ、永瀬が気に入ったようだ。対して、藤井は温かいおしぼり1本と、いたってノー